木更津高専を中退して入院した

タイトルの通りで、近況報告も兼ねて高専入学から大学院入学までを簡単にですが書きます。 書くかは悩んだのですが、入学時に入学エントリも書いたので書いておこうかなと。

木更津高専の情報工学科は、工学に基づいた体系的な情報分野を学べるとてもいい学校、学科です。 設備はとても良く、1学科40人のクラス制で学生あたりの教員数も多く、学生一人一人へ目の行き届いた教育がなされています。 設備もとても充実しており、豊富な実験実習やそのレポートにより実践的な技術も身に着けられ、 また、課外活動も一般的な部活動や高専ならではのロボコンやプロコンも盛んです。 自分は、本科と専攻科で7年間お世話になり、結果的に馬鹿なことをして中退となりましたが、 本当にとても良い学校だと思っています。

高専

高専高等専門学校の略で、技術者の養成を目的とした5年制の学校である。 中学校卒業者を主な対象として募集を行い、15才~20才の学生が主に在籍している。 高校と短大を足し合わせたようなイメージを想像してもらうと分かりやすい。 僕はこの高専に入学し、一昨年卒業した。

専攻科(高専

専攻科は高専の通常の5年間の課程(通称:本科)の上に設置された2年間の過程である。 大学3,4年生に相当する。 僕は高専本科を卒業後、専攻科に進学した。

学位授与機構

現在の法律では、学位は大学と学位授与機構からしか授与できない。 そのため、高専専攻科を修了しても学位は取得できない。 そこで、多くの高専専攻科生は学位授与機構の学位試験を利用して学位を取得する。 本科を卒業後、専攻科ないし大学で62単位以上取得すれば申請することができ、加えて専攻ごとの単位要件を満たし卒論と卒論に関する小論文試験をパスすれば、学位を取得できる。 僕は高専専攻科在学中に学位授与機構の学位を取得した。

大学院

大学院は、大学(学部)卒業生を主な対象とした学校である。 僕は、学位(学士)を取得しているため、受験することができる。 家族も大学院進学に理解を示しており、応援してくれていた。 専攻科の研究で、共同研究ないし助言をいただいていた大学の先生に相談し、先生の研究室を紹介していただいた。 専攻科の研究はとても意義のある社会に役に立つ研究だと思っており、それを継続して行える環境にとても魅力を感じたためその研究室に行くことにした。

中退

修了に必要な要件に単位数が1単位足りず、修了できないことが分かった。 大学院への進学が決まっており、2重学籍になってしまうため、中退した。 7年間お世話になった学校を中退するのは悲しかった。

大学院進学

今月から大学院に入院した。